ウェビナーナレッジ
フィールドセールス
濱島 龍


ウェビナーの集客を成功させるためには、ターゲットの明確化や、ハウスリストに対して集客するのであればセグメントの実施、開催と告知のタイミングに配慮することが大切です。
まずはこの3つの重要なポイントをそのステップごとに解説しましょう。
ウェビナーの集客を成功させるためには、まずターゲットを明確に設定することが不可欠です。ターゲットを定めることで、どのような内容やメッセージが響くのかを理解し、効果的な集客戦略を立てることができます。
具体的には、参加者の年齢、性別、職業、興味関心などのデモグラフィック情報を考慮し、どの層にアプローチするかを決めることが重要です。
ターゲット設定は単に参加者を集めるだけでなく、参加者のエンゲージメントを高めるためにも役立ちます。ターゲットに合った内容を提供することで、参加者はより興味を持ち、積極的に参加する意欲が高まります。
参加者が興味を持ち、参加したいと思うような内容を伝えるために、ターゲットのニーズや関心を理解し、それに基づいたメッセージを構築しましょう。
現場担当者であれば今の業務で困っていること、課題に感じているであろうことに焦点を当てた内容が効果的です。一方で、経験豊富な経営者をターゲットにする場合は、中長期的な視点からのメッセージを発することや、実績や成功事例を強調することで、信頼感を醸成することができます。
メッセージには具体的なメリットを明示することも重要です。参加者がウェビナーに参加することで得られる知識やスキル、解決できる課題などを具体的に示すことで、参加意欲を高めることができます。
また、参加者の声や過去の成功事例を引用することで、信頼性を向上させることも効果的です。
ウェビナーの集客を成功させるためには、ターゲットオーディエンスをセグメント化することが重要です。
セグメンテーションとは、参加者を特定の基準に基づいてグループ分けするプロセスであり、これにより効果的なマーケティング戦略を立てることができます。例えば、業種、役職、地域、興味関心などの要素を考慮して、参加者を細分化することで、各グループに最適なメッセージを届けることが可能になります。
セグメント化の利点は、参加者のニーズや期待に応じたコンテンツを提供できる点です。例えば、経営者向けのウェビナーでは、戦略的な視点やビジネスの成長に関する情報を重視し、一方でマーケティング担当者向けには、具体的な施策や実践的なノウハウを中心にした内容を提供することができます。
セグメント化は告知手法にも影響を与えます。異なるセグメントに対して異なるチャネルやメッセージを使用することで、より多くの人々にリーチしやすくなります。
一般的にはメールでの小栗が多いですが、若手社員にはSNSを活用した告知。経営層にはお手紙、DMといったアナログ手法が有効な場合があります。
開催日を選ぶ際には、ターゲットとなる参加者のライフスタイルや業務の繁忙期を考慮することが大切です。
例えば、ビジネスパーソンを対象とする場合、月初や月末は避けた方が良いでしょう。また、祝日や連休の前後も参加者が少なくなる傾向があるため、これらの要素を踏まえた日程設定が求められます。
告知のタイミングは、ウェビナーの開催日から逆算して、適切な時期に告知を行うことが成功の鍵となります。一般的には、開催日の約3〜4週間前から告知を始めるのが理想的です。
告知期間が長くなるほどメールの送信回数を増やしたり、他の告知方法を行う余裕ができます。
参考: ウェビナー企画・運営代行サービス

ウェビナーの集客にはハウスリストへのメールや広告だけではなく、さまざまな手法があります。
社員のメールのシグネチャにウェビナー情報を記載したり、自社サイトでのポップアップから告知ページに誘導したり、ウェビナーからウェビナーへの送客したりなど、打てる手はすべて打っていきましょう。
ハウスリストとは、過去に自社のサービスや商品に興味を持った顧客や見込み客のリストを指します。このリストを活用することで、既に自社に関心を持っているターゲットに直接アプローチできるため、集客の成功率が高まります。
メールマガジンの内容は、ウェビナーのテーマや目的に合わせてカスタマイズすることが重要です。参加者が興味を持つような魅力的なタイトルや、ウェビナーで得られる具体的なメリットを明示することで、開封率や参加率を向上させることができます。
さらに、メールマガジンは複数回配信することが望ましいです。ウェビナーの開催が決まった際には、早めに告知を行い、参加者がスケジュールを調整できるよう配慮しましょう。
このとき、タイトルと内容が同じものを続けて送信すると、オプトアウトされてしまう可能性があります。そうならないよう、タイトルや内容は送信するたびに変えてください。
具体的な方法は下記の記事を参照ください。
ウェビナー申し込みを増やす「時間」攻略法~曜日、時間、日数の必勝パターン~ |ウェビナーマーケティングツールのBizibl(ビジブル)
メールのシグネチャは、日常的に送信されるビジネスメールの一部であり、受信者にとっては目にする機会が多いため、効果的に活用することで集客につなげることができます。
シグネチャにはウェビナーの情報を明確に記載しましょう。ウェビナーのタイトル、開催日時、参加登録のリンクを含めてください。
シグネチャにウェビナーのテーマや内容に関連するキャッチコピーを加えることで、受信者の関心を引くことができます。
例えば、「最新の業界トレンドを学ぶチャンス!」や「専門家による実践的なアドバイスをお届けします!」といったフレーズを用いることで、参加意欲を高める効果が期待できます。
日々行われているオンライン商談の背景画像に、ウェビナーのタイトルや開催日時を記載したサムネイルを入れることも試してください。
よく、オンライン名刺のQRコードを背景画像に貼っていますが、同じようにウェビナー申し込みページのQRコードを貼るのもお勧めです。
即効性のある方法ではありませんが、ウェビナーのテーマや内容に関連するキーワードを適切に選定し、それをウェブサイトやブログ記事に組み込むことで、検索エンジンからの流入を増やすことが可能です。
ウェビナーの告知ページや関連するブログ記事に、選定したキーワードをタイトルや見出し、本文に自然に盛り込むことが重要です。また、メタディスクリプションや画像のALTタグにもキーワードを含めることで、検索エンジンに対する最適化が進みます。
ブログ記事を通じてウェビナーのテーマや内容を詳しく紹介することで、読者の興味を引きつけることができます。
具体的には、ウェビナーで扱うトピックに関連する情報や、業界の最新トレンド、成功事例などを盛り込むと良いでしょう。
さらに、ブログ記事内にウェビナーの参加申し込みリンクを設置することで、読者がスムーズに申し込みを行えるようにします。記事の最後に「参加申し込みはこちら」といった明確なCTA(コール・トゥ・アクション)を配置することが重要です。
記事をシェアしやすくするために、SNSボタンを設置することも忘れずに。
ポップアップは、サイトに訪れたユーザーが特定の行動を取った際に表示されるため、興味を持っている可能性が高いユーザーに対して直接アプローチできるのが大きな利点です。
ポップアップを設置する際には、表示タイミングや頻度に注意が必要です。例えば、ユーザーがページを一定時間閲覧した後や、スクロールの動きに応じて表示することで、興味を持っているユーザーに対して効果的に情報を提供できます。
ポップアップの内容には、ウェビナーのテーマや日時、参加方法などの基本情報を明確に記載し、参加を促す強力なCTA(コール・トゥ・アクション)を設けることが重要です。
SNSは多くの人々が日常的に利用しているプラットフォームであり、情報を迅速に拡散できる特性があります。
会社の公式アカウントからウェビナーの告知を行うことで、フォロワーに直接アプローチできます。投稿内容には、ウェビナーのテーマや日時、参加方法を明確に記載し、視覚的に魅力的な画像や動画を添えることで、より多くの関心を引くことができます。
社員個人のSNSアカウントも活用しましょう。社員が自身のネットワークにウェビナーを紹介することで、より広範囲なリーチが期待できます。特に、社員が専門知識を持つ分野に関連するウェビナーであれば、信頼性が増し、参加者の興味を引きやすくなります。
プレスリリースを通じて、メディアや業界関係者にウェビナーの情報を広めることで、より多くの潜在的な参加者にアプローチすることができます。特に、業界のトレンドや新しい技術に関心を持つ人々に向けて発信することで、参加者の質を高めることが期待できます。
無料のウェビナーポータルサイトも活用しましょう。これらのサイトは、参加者が興味のあるウェビナーを簡単に見つけられるように設計されており、特に新規の参加者を獲得するのに非常に有効です。
ポータルサイトに掲載することで、広範囲なオーディエンスにアプローチできるため、集客の幅を広げることができます。
オンライン広告はターゲット層に直接アプローチできるため、参加者の質を高めることが期待できます。
まず、広告プラットフォームの選定が重要です。Google AdsやFacebook Ads、LinkedIn Adsなど、各プラットフォームにはそれぞれの特性があります。BtoB向けのウェビナーであれば、LinkedInが適している場合が多いです。
余裕があればリマーケティング広告を活用することで、過去にウェビナーに興味を示したユーザーに再度アプローチすることもできます。
多くの業界で開催される展示会は、参加者が特定のテーマや業界に興味を持っているため、ターゲットとなる見込み客に直接アプローチできる絶好の機会です。
ブースでのプロモーション活動のなかで、ウェビナー情報を記載したチラシを渡しましょう。今すぐ製品を求めている見込みではなくても、ウェビナーなら参加してみようかな、という人々が一定数いらっしゃいます。
電話も有効な手段です。事前にウェビナーのターゲットとなる参加者を明確にしてリストを作成しましょう。
次に電話をかける際のスクリプトを用意し、ウェビナーの内容やメリットを簡潔に伝えることが求められます。相手のニーズに合わせた情報提供を心がけることで、参加意欲を高めることができます。
ターゲットとなる層によっては、これらのオフライン手法を活用することで、より直接的にアプローチすることが可能です。DMは、個別に送付することで受取人の関心を引きやすくなります。
DMにはQRコードを掲載することで、簡単にウェビナーの詳細ページにアクセスできるようにすることも効果的です。
地域密着型のビジネスや特定の業界に特化したウェビナーの場合、DMやチラシは非常に有効な手段となるでしょう。
共催とは、他の企業や団体と協力してウェビナーを開催することを指します。
共催することで、参加者の母数を増やすことができます。自社だけではリーチできないターゲット層にアクセスできるため、より多くの参加者を集めることが可能です。例えば、異なる業界の企業と共催することで、それぞれの顧客基盤を活用し、相互に新たなリードを獲得するチャンスが生まれます。
共催を受け入れてもらいやすい打診方法と効率的な進行方法 |ウェビナーマーケティングツールのBizibl(ビジブル)
自社で開催しているウェビナーは、次回の集客において非常に有効な資源となります。
開催中のウェビナーで、関連する別のウェビナーを案内し、その場で申し込めるようにしましょう。

Biziblでは「回遊設定」という機能があり、今参加しているウェビナーから、他のウェビナーの開催日程を選ぶだけで、申し込みフォームを再度入力することなく申し込むことができます。
ウェビナーによっては30~40%が回遊設定から集客されている実績があります。
過去の参加者の声を掲載する際には、具体的なエピソードや得られた成果を含めると効果的です。例えば、「このウェビナーに参加して、実際に業務改善に役立つ知識を得られた」といった具体的な体験談は、参加を検討している人々にとって非常に魅力的です。
また、参加者の職業や業種を明記することで、同じような背景を持つ人々に対して親近感を与えることができます。
参考: ウェビナー企画・運営代行サービス

ターゲットと集客方法を決めたら、いよいよ具体的な作業に入ります。必要な手順を確認し、業務に漏れがないようにしましょう。
以外に忘れがちですが最も重要なのが開催目的を明確にすることです。目的が不明確なまま進めてしまうと、集客やコンテンツ作成において方向性を見失い、参加者の期待に応えられない結果になりかねません。
まずは「何のためにウェビナーを開催するのか?」という問いを自分自身に投げかけてみましょう。
例えば、新製品の紹介やサービスのデモンストレーションを行う場合、目的は「見込み客の獲得」や「ブランド認知の向上」となります。一方で、既存顧客向けのフォローアップや教育を目的とする場合は、「顧客満足度の向上」や「リピート率の増加」が目指すべきゴールとなります。
ターゲットの課題に直接関連するテーマを選ぶことで、参加者の関心を高め、集客につなげることができます。
例えば、業界のトレンドや新しい技術、解決策を提供する内容など、参加者が直面している課題に対して有益な情報を提供することが求められます。
テーマは具体的であるほど、参加者が興味を持ちやすくなります。抽象的なテーマよりも、具体的な事例や成功事例を交えた内容が好まれる傾向があります。
競合他社のウェビナーや市場の動向も考慮に入れることが重要です。特に業界に関連するニュースで注目を集めているキーワードをテーマに盛り込むことで、より多くの申し込み者を集めることが期待できます。
参加者が集まりやすい日時を選ぶことで、より多くの人々に参加してもらえる可能性が高まります。
参加者は、登壇者の専門性や信頼性に基づいてウェビナーに参加するかどうかを判断します。そのため、ターゲットオーディエンスに響く登壇者を選ぶことが求められます。
まずは、テーマに関連する知識や経験を持つ社内の専門家を考慮しましょう。彼らは自社の製品やサービスについて深い理解を持っており、参加者に対して説得力のある情報を提供できます。
外部の専門家や業界のリーダーを招くことも効果的です。特に、知名度の高い登壇者は集客に大きく寄与することがあります。彼らのファンやフォロワーがウェビナーに参加する可能性が高まり、結果として新たなリードを獲得するチャンスが増えます。
スライドは参加者に情報を効果的に伝えるための重要なツールであり、内容の理解を助けるだけでなく、興味を引きつけるためにも欠かせません。
まず、スライドのデザインはシンプルであることが求められます。過度に装飾されたスライドは、参加者の注意を散漫にさせる可能性があるため、必要な情報を明確に伝えることを優先しましょう。
次に、スライドの内容はターゲットに合わせて調整することが重要です。参加者のニーズや関心に応じた具体的な事例やデータを盛り込むことで、より共感を得やすくなります。
モバイルやタブレットで視聴する人も少なくないことから、文字のサイズは小さくなり過ぎないよう注意が必要です。
スライドの枚数にも注意が必要です。少ない枚数にすることで、各スライドに十分な時間をかけて説明することができ、参加者が内容を消化しやすくなります。最後に、リハーサルを行い、スライドの流れやタイミングを確認することで、当日のプレゼンテーションをスムーズに進めましょう。
申し込みページでは、ウェビナーのテーマや内容、当日紹介するスライドの一部、登壇者のプロフィール、参加することで得られる知識やスキルなどを示して、参加者の興味を引きつけましょう。
申し込みページに誘導する告知の手段は上述の通りです。
集客を成功させるコツをふまえ、様々な手段を駆使し、業務に漏れがないようにして集客活動を行っていきましょう。
参考: ウェビナー企画・運営代行サービス
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この記事の著者
フィールドセールス
濱島 龍
千葉工業大学卒業後、投資用不動産や求人広告業界で営業の経験を積み、2024年8月にはBiziblにジョイン。 フィールドセールスとして営業業務に従事。 お客様一人ひとりのニーズに寄り添い、最適なご提案を行うことを何よりも大切にしています!
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