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2023年 キャリア入社
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大阪大学工学部在学中の2020年から、開発インターン・副業としてBiziblへ参画。
2021年には新卒としてテモナ株式会社へ入社。Qasee株式会社、AWS Japanでのウェブエンジニア、サポートエンジニアの経験を経て2023年12月よりBiziblへ正式に入社。
エンジニアとしてBiziblの機能開発、運用保守、カスタマーサポートのOpsMGR業務に関わり、2025年より現職。
シンプルに、組織の規模が大きく変わりましたね。入社当時は3名でしたが、現在は13名まで増えています。事業としても契約社数やリカーリング収益はおおよそ3倍程度に成長していて、明確にフェーズが変わったと感じています。
一方で、当時と今で大きく異なるのは「自分が事業の何に向き合っていたか」です。入社当初は、とにかくウェビナーSaaSとして契約いただき、継続して使っていただくことに集中していました。ただ、その裏側では製品スペックに起因する失注や解約が多く発生しており、事業として解くべき最重要課題が少しずつ変わってきていることを認識しておりました。そういった状況に対して、機能不足の解消や配信基盤の安定化といったゴールに向け、「コード記述量」という分かりやすい指標でチームを牽引し、問題解決を図っていました。
その結果として、現在では製品スペックが原因での失注や解約はかなり抑えられるようになり、配信基盤の安定性についても評価いただくことが増えています。創業初期から考えると想像できなかった状態で、プロダクト開発として一つの壁は越えられた感覚がありますし、自分自身の存在意義が最も明確に出た部分だと感じています。
2025年4月から開発部長を務めており、プロダクトと開発組織の両方に責任を持つ立場になりました。
プロダクトに関しては、「製品スペック起因での失注・解約要因をゼロにすること」、さらに言えば「類似製品の10倍の製品体験を実現すること」を目標にしています。単に機能を揃えるのではなく、お客様にとって明確に選ばれる理由を作ることにフォーカスしています。
組織面では、企画からデリバリーまでの流れを高速かつお客様起点で回し続ける体制づくりに取り組んでいます。また、各メンバーがやりたいこと、できること、そして事業としてやるべきことが一致するようなミッション設計にも時間を使っています。

最も大きな変化は業務の中身ですね。開発部長になったことで責任範囲が広がったのはもちろんですが、それ以上にAIの進化によって「コードを書く」という仕事の比重が大きく変わりました。
今では、実装されるコードの9割近くがAIによって生成されています。結果として、自分自身がエディタ上でコードを書く時間はほとんどなくなりました。立場が変わることで手を動かさなくなることは想定していましたが、技術的な進化によってここまで急激に変わるとは思っていませんでした。
もちろん、AIが生成したコードのレビューや設計のフィードバックは行っていますし、技術的な解像度が落ちているわけではありません。ただ、時間の使い方は大きく変わりました。
良い側面では、企画や設計に使える時間が増えています。これまでは実装工数を理由に見送っていたリファクタリングやパフォーマンス改善についても、「やらない」という意思決定は明らかに減りました。非機能面も含めて製品体験を磨き込むことにリソースを割けるようになったのは、ポジティブな変化だと捉えています。
一方で、AIのアウトプットに依存するほど、プロダクト全体の品質をどう担保するかは重要になってきます。UI/UXやシステムの信頼性、開発サイクルの持続性を損なわないための設計思想やセーフティネットをどう組み込むか。ここは今後の開発において重要なテーマであり、チームとしても注力している部分です。
AIによってコーディング業務の約90%が代替可能になったことで、チームマネジメントの考え方が大きく変わりました。
以前は、とにかく「コードを書かなければ開発が回らない」という物理的な制約があったため、自分の仕事はどうしても「限られた工数をどう切り分けて、各メンバーに分配するか」というリソースの食い合いを調整することにフォーカスしがちでした。
しかし今は、一人ひとりが扱える仕事量が爆発的に増えたことで、単なる「作業の切り出し」をする必要がなくなったんです。その分、「事業成長のために、今どの成果を取りに行くべきか」というミッションを明示的に渡せるようになりました。
これに合わせて、開発フロー自体の最適化にも着手しています。ツールの選定やプロトコルの整備といった、全体の生産性を底上げする設計はもちろんですが、特に意識を変えたのが「役割の定義」です。
「仕事量を均等に配分する」という考えを捨て、個人の強みを起点に、事業の成功確率を最大化する配置を意図的に作っています。
例えば、外部ツール連携に詳しいメンバーはプリセールスとして商談に同席し受注数を底上げする役割を担い、別のメンバーは、アバター動画の生成処理をいかにコストと生成時間を抑えながらAIに自然に発語させるかのような研究領域に集中する。自分自身は採用や組織づくりにリソースを割く。
今の私の役割は単なる進捗管理やリソース調整ではなく、AIという強力なエンジンを得たチームが、どこに向かってアクセルを踏むべきかという「ミッションの地図」を描き、リソースを最適に配置することで、チーム全体のパフォーマンスを最大化することだと捉えています。

一番の特徴は、常にモメンタムを感じられる組織であることだと思います。
日々の施策のスピード感や個々人のパフォーマンスもそうですが、それ以上に、社内で生まれた成功事例がすぐに共有され、それを全員で称え合う文化があります。その積み重ねによって、「この事業は伸び続ける」という確信を持てる瞬間が何度もあります。
こうした状態は、部署や個人を超えたリスペクトや熱意がないと成立しません。自然とそういう人が集まっている組織だと感じています。
一人ひとりが、事業戦略の中での自分の役割を理解し、その強みを発揮できている状態を作りたいと考えています。
今後、AIによって人間の作業はさらに減っていくと思います。そのときに「仕事がなくなる」と捉えるのではなく、「次に何をやるべきか」を自ら再定義できる組織でありたいです。
「なぜ自分がやるのか」「何のためにやるのか」が明確であれば、業務内容は自然とアップデートされ続けます。環境が非連続に変化していく中でも、常に顧客に向き合い続け、価値を生み出し続けられる。そういうしなやかな組織を目指しています。
まだ規模の小さい組織だからこそ、一人ひとりの行動がそのまま事業成長に直結します。同時に、事業に貢献するのであれば役割に縛られずに挑戦できる環境でもあります。
加えて、生成AIによって個人のパフォーマンスは大きく拡張されています。仕事の内容自体もこれから大きく変わっていくはずです。
この変化を前提として受け入れ、楽しみながら次の価値を作りにいける方と、一緒に働きたいと考えています。