
株式会社TOKIUMは、2012年の創業以来、経費精算や請求書の受領など企業の経理領域にまつわるサービスを展開し、2025年11月末時点で累計で3000社以上でサービスを導入されています。
2025年5月には、経理業務をまるごと自動化し、あらゆるビジネスパーソンを経理”作業”から解放することを目的に「経理AIエージェント」の提供を開始しました。これまで、7つのAIエージェントをリリースし、2026年2月末時点で既に280社に導入されています。

2025年5月に「経理AIエージェント」の提供を発表した際、同社が掲げたのは「経理AIエージェント」という新たなカテゴリーを創出し、第一想起を獲得することです。
カテゴリーの創出には、自社の認知にとどまらず、カテゴリー自体が市場に浸透していく必要があります。「経理AIエージェントといえばTOKIUM」という認識を市場に先んじて築くことが、問い合わせやリード獲得に直結すると考えているからです。そのためウェビナーやホワイトペーパー、新サービスのリリースなど、さまざまな手段を通じて経理AIエージェントに関する露出を戦略的に増やしています。
今回の企画の主目的は、「経理AIエージェントといえばTOKIUM」という第一想起の獲得です。「経理AIエージェント」という新たなカテゴリーの世界観と、TOKIUMがその領域を主導するリーディングカンパニーであるということを、広く市場に伝えることを目指しました。
ターゲットはCFOやDX担当役員といった経営層から、バックオフィス・DX部門の現場推進者まで。意思決定層と実行層が同じテーマで学ぶ場を設けることで、組織内に変革の共通言語が生まれることを狙いとしています。
あわせて、TOKIUMの経理AIエージェントを「使ってみたい」「導入を検討したい」と感じる企業との新たな接点創出も、今回の重要なテーマのひとつとして位置づけています。
カテゴリ認知を広めるためには、小規模な施策ではなく、多くの参加者に思想やビジョンを伝えられるチャネルを選択する必要がありました。オンラインであれば、リアル開催と比較し地理的・時間的制約が少なく、より多くの方に参加いただけると考えました。
また、多数のゲストが登壇する中で、全員のスケジュールを1日に合わせることは困難でした。そこで、セクションごとに事前に収録した動画を連結させてオンラインで配信することで、よりコンテンツの質も高められると判断し、当該形式を採用しました。
企画やクリエイティブ制作については外部パートナーと連携して進めており、前職のPR会社ではイベントの企画経験もあったため、コンテンツの制作とクオリティには一定の自信がありました。
一方でオンラインカンファレンス形式での実施は始めてだったこともあり、参加体験に拘りつつ、安定した配信ができるプラットフォームの選定に悩んでいました。
1月20日の配信に向けて、9月末から企画が始動しました。企画の中身は着々と進む中、配信ツールの選定が進んでいないときに社内の別のチームで利用しているBiziblの紹介を受け、打ち合わせを行うことになりました。
複数のプラットフォームを検討する中で、Biziblを採用した決め手は2点ありました。
1つは、5,000人の同時視聴を支えるスペックを備えていたことです。申し込みが想定以上に獲得できた場合、その方々が参加しても配信が止まらないことを事前に検証していただいたことが、最大の決め手でした。
初めての大規模な施策だったため、絶対に成功したいという思いもあり、安定した配信を提供できるかを非常に重要視していました。
2つ目は、申し込みから視聴までがBizibl上で完結することでした。申し込み者の目線に立った時、申し込み完了メールやリマインドメール、開催画面が全てが同じツールで実際されることは参加までの混乱を抑制でき、ストレスなく視聴できることが魅力でした。

また、開催画面内でアンケートに回答できることも評価しています。複数のセクションが実施される中、アンケートの回答のたびに別のタブが開かれるよりも、遷移の必要なくインタラクティブに回答できることは、参加者の体験向上に繋がると感じました。

1,000名超えの同時視聴に対し、配信中の遅延や切断などのトラブルは起きず、4時間20分間という長時間の配信を完遂しました。配信終了後は、参加者の情報がすべて紐づいたCSVを、必要な情報に絞り出力できたため、営業部隊など社内各所に即時連携することができました。
また、アンケートフォームをカスタマイズできたため、戦略的に必要な情報を収集することができました。その結果、イベント終了直後から質の高いアプローチを開始でき、イベント終了から数日の間で数件の商談を獲得するというスピード感のある成果に繋がっています。
今回のカンファレンスは、定量・定性の両面で高い成果を収めました。
集客実績: 目標としていた2,000名の集客を達成。
視聴者評価: 延べ1,168名の視聴に対し、満足度は平均3.9(5段階評価)と高水準を記録。
定性反応: セッションを跨いで視聴するユーザーが多く、「TOKIUMAIエージェントを実際に使ってみたい」という前向きな回答も多数回収。

株式会社TOKIUM
マーケティング部 ブランドコミュニケーション課
小形 拓也 様
今回の開催にあたり、Biziblには数千人規模の環境手配や、大容量動画の配信に関わる細かな調整など、技術的なサポートを柔軟に行っていただきました。
裏側で伴走してくれるサポート体制があったからこそ、動画のクオリティを損なうことなく、当日も安心して配信に臨むことができました。結果として、視聴者に対して非常に質の高い体験を提供できたと感じています。今後の期待としては、Biziblというプラットフォーム自体が集客チャネルとなり、「注目のイベント」として宣伝されるような機能があれば、企画側としてはさらに心強いです。
また、スポンサー獲得やマッチングなど、イベント担当者同士が繋がれるようなコミュニティ支援の側面でも進化していくことを期待しています。